偶に作る編集雑記の記事です。
こういう記事は私自身への備忘録の意味合いが主ですね。
お付き合いくださいますと幸い。


前置きは程々に。
最近これまで通りのサイト更新が困難になっていること。
それについて、なのです。
敢えて、所々で厳しい言葉を連ねて行きますが
過去最悪というレベルでサイトが荒らされていたのですよ。

どうしても当サイトの方針が気に食わないと
創作物への好意や愛を拾う記事を認めないという書き込みは
確かに以前から散見されていたのですが
今までは一旦受け止めて、その後で何かしら考えようという姿勢でした。
でも、もうそういう次元ではないかなぁと想ったのです。

何やらよく解らない被害妄想らしき書き込みが増え
『〇〇の記事は俺へ向けた攻撃に違いない』
『☓☓記事の内容は俺への言い訳で許しを求めているのか』
『ponpokonwesのeとwの位置が逆なのは俺を馬鹿にしてるのか』などなど
時が経つに連れ意味不明さが増す一方でした。

ちなみに、何故eとwが逆位置なのかは理由があり
既に数年前のFAQで記しています。
他にも疑問を持たれたことがあれば先ず過去の運営記事を御覧くださいまし。
サイト方針などを筆頭に、大抵は何かしら言及されていたりします。

閑話休題。
不可解な書き込みは数も夥しい物になっていきました。
疑問云々ではなく当サイトを嫌われているのは一文で伝わるのだけれど
何故そうも嫌いな当サイトの記事を読もうとされるのか理解し難く
思い込みに思い込みを重ねて箍が外れている印象を受けたので
もうどうしようもないと判断しました。

以前から書いているように
ただでさえ私自身が私自身に使える時間というものは限りがあるので
昔からこのサイトの外には眼が届かず
どんな火種が何処にあるのかも知らぬままが常でして
最近もある感想記事に纏わる問題についてコメント欄で教えて頂いたり
記事を楽しんでくださる皆さまに助けてもらっては感謝してばかりなのだけれど
件の問題に関しても
常連さんの中には色々とご支援してくださる方がいらっしゃって
漸く区切りをつけるに至りました。

とはいえ、それは厄介事が解決したという訳ではありません。
寧ろ、もう私の手には余ると判断したので、受け止めずに受け流します。
今後は受け流してシャットアウトしようという判断です。
諦観の境地に至ったという話ですね。

結論を書きますと
今後は迷惑行為と判断されるものは所謂一発レッドカード扱いになります。
小さなことでも原則として、レッドカード扱いになります。
負担になり運営の枷になるなら、一般的な閲覧者の皆様への害に直結すること。
運営者である私自身も1人のアニメファンであり、その観点からも認められないわ。


ファンが持つ好きの種類は様々で
荒い語気や強い言葉、批判が混ざるケースあったとしても
過去の運営記事でも書いたように、「批判」と『否定』は明確に違うと断言できます。
論理や客観性を備えて、対象への理解を基に成されるのが「批判」です。
気に食わないとか嫌いとか、それは趣味の問題であって
個人の内側で完結しているのです。
無理に吐き出すことでそれは只の『否定』に成るのです。
どう転がしても捏ね繰り回しても「批判」には成ってくれません。

上述の通り語気が荒くても“好き”を感じられる批判なら掬いましょう。
逆に、譬え言葉の表面だけ取り繕っても
批判に見せかけた否定はお断りなのです。

此処は、“好き”が集まる場所です。
手放しの肯定も、少し斜に構えた好意も、好意に根差した批判もあるでしょう。
でも、“好き”に対しての『否定』はありません。
それは此処には要らないものなのです。

此処を好んで訪れてくださる方々でも、運営する私でも、創作者側の何方かでも
ジャンルでも、作品でも、キャラクターでも
対象が誰であれ何であれ“好き”を邪魔されるなら、他に道はありません。
よりシンプルに線引きをしていきます。

過去にあった事で例を挙げるなら
ある作品の中で悪役ムーヴをするキャラに対してヒールとして扱うのは無問題。
寧ろ悪役を悪役として捉えるのは正当な反応で、
作り手から打ち出されたものを綺麗に受け取っている形でしょう。

でも、中にはその作品内には全く問題がなく
特定の描写に至るまでも後も、シナリオや設定に破綻がないのに
『〇〇〇〇は××××だ』と
内容と乖離した受け取り方をされる方がいらっしゃいます。
共感はできませんが、それだけなら個人の感性と解釈。
あくまで個人の中で完結して終わるのなら、です。

しかし、罵詈雑言を並べそれを誰かの眼や耳に触れさせるなら別です。
経験上、往々にして、そういう受け取り方をされる方は
主張をする時点で結論が出ており、対話も議論も不可能だったりします。
というか、厳密に言えば『結“論”』ではなく感情の爆発しかない場合がとても多く
特にある時期から増えたケースとして
『ガバガバ』などのワンフレーズ一点突破をされる場合は
話をしようとしても無理問答になることが専らです。
最初からそのフレーズしか用意されていないからです。

厄介なことにこれも経験則から言えることなのですが
その正当性のない反応から、更に捻じ曲げて
『〇〇〇〇というキャラを生んだ奴も極悪人に違いない』と
『××××という作品を作った奴を許さない』と
無軌道にどんどん分別がなくなって行くことも屡々あります。
誤解と間違いと勘違いと被害妄想と悪意で
存在しない事件の犯人に仕立て上げられる人がいたように……。

もう無理です。
理にかなわない行いをする人に
一切の論理が通じない人に
係わっている余裕はないから、無理、なのです。

こう明言をすることで
「どんな作品も無意味に肯定しろというのか」といった具合に
攻撃的になる方がいらっしゃるかもですが、それもまた違います。

私は娯楽が娯楽であること自体は全面的に肯定しますが
作品単位での評価はそれぞれ別けるべきと考えています。
無意味な肯定は対局にあるように見えて無意味な否定に等しく
作品から離れることになるから。

そもそも何年も前からの常連さんに於かれましては、年に一度か二度は
明確に、具体的に、何かへ苦言を呈することがあるとご存知かと。

えぇ、私にだって何かを批判することや好き嫌いも当然あります。
原則として娯楽を加点方式で楽しむ私ですが、稀に
作劇や演出の塩梅だったり、描写と設定の整合性など
これはどうなのかしら？と書くこともあります。
ただ、そこには当然“好き”が大前提なのです。

また、「AよりもBが好き、BよりもCが素晴らしい」と語ることもあります。
でも序列は同じでも反転させて
『CよりもBはつまらない、BよりもAは駄作』と言い出す方とは
手を取り合えない、取り合いたいとは想えないわ。
だって、それは、Cが素晴らしいと言う私と
Aは駄作だと言う方がいるだけなのだから、相容れない。

良い物を良いと言うのは共鳴して膨らんで豊かに満たされます。
でも嫌いな物を嫌いだと幾ら声高になっても不毛で非生産的なのです。
仮に同じ意見の人間が集まったとして、残るのも抱えるのも
ただ“嫌い”という感情だけなのです。
態々何かへの“嫌い”を噴出させた時点で当該作品とは切り離されて
最終的には本人の問題に帰結します。

作品への批判を否定と混同するのも
それを作家・制作者・演者・ファンに対する攻撃の口実にされるのも
自覚の有無に関わらず、許されないことなのです。

続けて、何度も書いてきたことを検めて、改めて、もう一度ここに書きましょう。
事が事ですので、明瞭に書きましょう。

私の作る箱庭であるこのサイトは
あくまで「何かを愛でる方へ開いた場所」なのです。
それに尽きるのです。
何かへの“好き”が最優先ではない方に椅子をご用意できません。
いえ、これまではただ椅子をご用意できないというだけでしたが
この場所そのものに異を唱えられる方は確実に退場して頂きます。

「好きな作品を楽しんでいる声が聴きたい」

そう願われる方はどうぞ挙って此処へいらしてくださいまし。
自分の“好き”が傷付けられた果ての甘口な逃げ場所という認識でも構いません。
創作物への、娯楽への肯定を下地に
それを楽しむ人への好意を柱に
この箱庭は存在しているのですから。
此処は創作物を、娯楽を愛でて、楽しむ場所なのですから。
そのまま作品を素直に楽しめない方とテーブルを囲むことは出来ません。
あしからず。
以上。

という訳で？今回の運営記事は終わりなのです。――――――――――――――――――――――――――――――

ponpokonwes
はわぁ～～～真面目で堅い文章はやっぱり疲れるのだわぁ～。
もう、本当に、色々なことが有りすぎたのです。
対策に掛り切りになる日があったり
その過程のミスで一時的にサイトが閲覧できない状態になったり
常連さんからも心配のメッセージを沢山頂きました。
心より感謝致します。

自分の中でも区切りを付けて
こうして記事を作り形にしたことで
どんなものを守るのか、その為にどんな火の粉を払い除ける必要があるか
整理が出来ました。

いえいえ、元々火の粉で何かを燃やしたりせず
炎上などには一切加担せず
派手に人を呼び込むことより
好んで訪問してくださる方と“好き”を共有することを求めて
幅よりも深さを、速度よりも密度を、そんな方向でしたけれどね？
だからこそ再確認、再認識、なのです。

もう愛しかいらない。
何かを愛でる気持ちだけ、それ以外は不要です。

こんな手広さもなければ速さもないサイトで
不調法さ故に時偶ポカをやらかし狼狽えたり
失敗に気付く度に「はわわっ」と慌てる私ですが
ずっと“好き”を抱いて今後も活動継続できたらと想います。
どうか末永くよろしくどうぞ、なのです♪
PS.
ふと、想う。サイトに直接は関係ないかもだけれど
これからはTwitterとかもっと気楽に使っていこうかしら？
想えば更新告知以外で使ったことがない……。
それ以外で実は呟いたことがないデスよ私……。
呟いたり、リツイートしたり、何かのキャンペーン利用したり
フットワーク軽くしてみようかしら？
なんて想ってるとボロボロの身体が睡魔に襲われる。
それでは明日以降の復調に向けて休息に入ります。
皆々さま、おやすみなさい。Zzz……。


(書くだけで消耗する長い文章を書くから……)
(もっと雑で軽い方が何かと都合がいいんじゃないの？)

(嘘一つないまま続けてきたからこそエイプリルフール前に仕上げたかった)
(この気持ちを解ってくれる人に伝わればそれで……まあいいじゃん)。